高知県編


               高知の観光ぐるめ? (まだまだアップ少ないです   四国88箇所霊場巡り

16ケ寺
24番霊場〜29番霊場    
        24番 最御崎寺 25番 津照寺  26番 金剛頂寺  27番 神峯寺  28番 大日寺  29番 国分寺
        30番霊場〜35番霊場
           30番 善楽寺   31番 竹林寺  32番 禅師峰寺  33番 雪蹊寺  34番 種間寺  35番 清滝寺
        36番霊場〜39番霊場    
           36番 青龍寺
  37番 岩本寺  38番 金剛福寺  39番 延光寺

室戸山 最御崎寺
第24番霊場 高知県室戸市室戸

 
太平洋を望む方角の山門 仁王様は居ない              山門を抜けて本堂までの参道
 
鐘石 乗っている石で叩くと鐘のような音がするという・・・         帰るときに山門の裏に仁王さまがおった。鋼製の仁王さま 

御本尊 虚空蔵菩薩
駐車場 無料(奥まで入ると有料の駐車場に、その手前で下車)

  徳島の最後の札所の薬王寺から国道55号を一路南へ室戸市に向かいま。この距離感はかなりあります。徳島を抜け、高知県の
東洋町からは、左手に海を眺め海岸線を走ります。
左手に海、そして右手が山。その間の海岸線の道路は変化の無い景色ゆえに、時間は過ぎること1時間程。歩き遍路さんの難所です。
ようやく室戸三崎に到着、岬を回わり北向きに進行方向が変わると直ぐ、今度は右手になった山の方向へと登っていきます。

こんな山頂にわざわざ作らなくてとも、と云うくらい上がって来る印象です。道沿いにある駐車場に車を止め、徒歩で向かいます。
車でもう少し上がっていくと有料の最御崎寺のインフォメーションセンターのような場所に到着するようでした。
今回は無料の駐車場から原生林の樹木が生い茂る小道を進んでいきます。すると途中で室戸灯台と寺への分岐場所があります。
お寺は上へ、灯台は下へと道がつながっています。
思わず灯台より上かよ!!と1人突っ込み

そして目の前に現れた山門。思わずこんな場所に創らなくてもと感じる。しかしこんな場所だからこそ、ここで空海が初めて悟りを得た
場所と云うことに何かしらの意味を感じます。まさに高知県の1番目の霊場に相応しい威容です。
本堂などの建物に近づくとその柱や壁板には激しい風化の痕跡が残っています。単なる南国の穏やかな気候以上にこの場所の環境の厳しさを感じました。

宝珠山 津照寺
第25番霊場 高知県室戸市室津

 
参道を歩き赤い柱の参道を通り境内へ                   階段を登り本堂へ 途中に見える白い壁の楼門は鐘堂
 
鐘堂を抜け、踊り場で方向を右に変えてその先が本堂          本堂入り口ガラスの入った引き戸でした

御本尊 揖取地蔵菩薩
駐車場 無料(すごく解り難いと云うか解かんなかった。)

 24番札所の最御崎寺はほぼ室戸岬の山の上にあります。そして次の津照寺までの道順は、一旦この室戸岬の山を下り、国道55号を
進まなくても、御室岬の尾根伝いに、北に向かい綺麗な道が整備されています。この右に紀伊水道、左に高知湾(太平洋)に道は快適。
そこを走り抜け徐々に下に降りていくと室戸市役場近くで下り。今度は国道55号を横断し、漁港に出ると津照寺が見えました。

津照寺の駐車場の標識が有ったので、それに従い駐車場へと向かいますが、
全然わかんね
そこで再び寺の前に戻り、津照寺の門前のお店が開店前で閉まっていたので、そこに違法駐車。寺へ向かいます。

納経所は平場に近い所にありますが、本堂はまっすぐ上に登る階段の先。途中に白壁で赤い軒下のある山門がありますが、鐘堂です。
早朝に一発、この鐘を突くと、澄んだ予測以上の音量の鐘の音が、漁港中に響き渡りました。この鐘堂からはその漁港が一望できます。
この階段の途中には神社があり、かつての神仏習合の頃の様子が残っています。
更に階段を登り、踊り場で階段の向きが直角に変わり登った先の本堂に到着。
写真を撮ろうと思うが階段を上がった先に建っているので前景は撮れず、ガラス引き戸の入り口のみの撮影に。

お参りをして急な階段を引き返し、車に到着すると、閉まっていたお店が開店の準備中。
車を置いいて、どうもすいませんと謝るはめに。

金剛頂寺
第26番霊場 高知県室戸市本乙

 
厄坂を登ったばしょにある山門 とても巨大だ               山門内にある黄金に輝く仁王像、男らしい風貌だ
 
本堂大きい建物だ                               大師堂の横のふくよかな空海像
御本尊  薬師如来
駐車場  無料(しかし上まで登ると200円の奉伺が要るようだ)

 国道55号線を高知方面に向かい北上、その後直ぐに右手の山の方向に曲がり、田園と民家の建ち並ぶ細い地道を走り抜ける。
その後、山道へとなり道なりに進んで行くと金剛頂寺の広い駐車場に辿り着く。
この駐車場に車を停めるが、車道は更に上に登れるようだ、しかしその先の本堂により近い場所の駐車場は有料のようだ。
そこから石組みの階段を登ると巨大な山門が見える。この階段には厄坂と名が付けられている。階段の数を数えると42段。
なるほど。
厄坂を登り巨大な山門を過ぎると、再び階段が続く。ここも厄坂のようだ、今度は女性か?
その上に本堂や大師堂などが並ぶ広い境内となる。大きな本堂を構える立派なお寺だ。

竹林山 神峯寺
第27番霊場 高知県安芸郡安田町

 
駐車場から少し歩きやっと見えてきた山門。            朱に塗られた仁王様。意外とあるかも
 
更に階段を上がり、辿り着いた本堂。山の中だけに前の敷地は狭い  本堂から少し離れた場所の大師堂

御本尊   十一面観音菩薩
駐車場代  軽自動車 200円。普通車 300円。 中型車 500円
        (
乗車人数の目安が書かれており、それに従い、後朱印代と共に同時に徴収される

 金剛頂寺から再び山道を引き返し、海岸線と並行して走る国道55号に戻る。
国道55号線を高知に向かい北上。左手に太平洋、右に山や平地を眺めながら小1時間ほど。再び金剛頂寺に向かったように

山手の方向に進行が変わります。この山道が急カーブに継ぐ急カーブで、おまけに細い。対向車が来たらどこで離合するの?
と云うぐらい離合場所もない。おまけついでに勾配がキツイのでアクセルを踏んでも車のエンジン音が上がるばかりで、スピードが出ない。この様な急カーブが、いつまで続くかも解らないまま、どんどん山道を登っていきます。

行き当たった場所に駐車場があり、正直 駐車場が見えたときホットしました。駐車場に車を止め、本堂に向かうと有料駐車場の文字が。
金が要るのか?とこれも正直思った。
歩きで車道を登る、意外と本堂までは距離があります。その後神峯神社へ向かう分岐があり、神峯寺の方へとしばらくは同じ様な道を
進みます。
赤い仁王が迎える山門が見えてきてようやく到着です。
境内は山肌に沿いに上へ上へと広がっています。最初に納経所があり、そこから更に階段を登ると十一面観音菩薩を祀る本堂と聖観世音菩薩を祀る堂が並んでいます。しかし山肌にあるため境内は広くはありません。
この辺り山深く静かです。見下ろすと先ほど通っていた納経所や山門の辺りを見ることが出来ます。
少し離れた場所に大師堂。こちらは少し広い境内です。この更に奥に
行くと、先ほど分岐のあった、神峯神社への道案内がありました。


法界山 大日寺
第28番霊場 高知県香南市野市町

 
仁王様のいない山門。寺への車道から直ぐの場所         広い境内の正面にある本堂     


御本尊   大日如来
駐車場代  無料

 神峯寺から再び国道55号線に復帰して、国道を北に向かいます。ダラダラと車の流れに乗り、安芸市を過ぎ、しばらくすると右手の山頂
に中世ヨーロッパの城を髣髴とさせる城郭が見えてきます。
高知県にヨーロッパの城?テーマパークか何かと思いますが、お寺とは関係ありませんが気になる光景です。
それを過ぎた頃、
左手に
竜馬の歴史館世界のクラッシックカーの博物館が併設された施設が見えてきます。
妙な取り合わせで寄ろうかと思ったけど止める。その後急なヘアピンのようなカーブを曲がり、一挙に山道に入ります。乗用車が通れる
くらいの細い道で、又神峯寺のような感じかと心配しますが、今回は直ぐに大日寺の山門と駐車場が見えてきました。

駐車場は舗装もしていない地道で、区画線もないため、適当な場所にストップ。
山門にはかなりの風雪を感じさせられます。四阿のような感じで仁王も無し。
しかし境内に上がると広々とした境内です。
きれいに清掃が行き届いていました。

国分寺
第29番霊場 高知県南国市国文546

 
山門                                 仁王
 山門を抜けると境内は石畳と檜の並木道のよう              ?葺きの本堂

御本尊   千手観世音菩薩
駐車場代  無料

 結構な通行量のある道を過ぎると、大きな物部川を超えます。物部とは高知にあるった物部氏一族の関連でしょうか?チト興味ありです。
その後、路面電車の軌道は並走市街を過ぎ、田んぼの真ん中に木の生い茂る場所が見えてきました。
大日寺からは直ぐに到着です。
寺の廻りを水路が巡らしてあり、石垣を組みその上に白い土塀まるで城の様な感じをしました。

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