過敏性大腸症候群(かびんせいだいちょうしょうこうぐん)

 ここでは、過敏性大腸症候群という、私が現在患っている病気について書く。

「過敏性大腸症候群は病気か?」と云うのは、私自身よく判らない。

6〜7年ほど前、体の不調を感じて病院で検査をしてもらった。しかしその結果は「
異常無し」だった。

????

よって医者から、この過敏性大腸症候群と云う病名を宣告されたことは無い。


過敏性大腸症候群と云うのは、勝手な自己診断と云える。
ここで私が感じた異常と云うのは、
慢性の下痢の症状だ。

医者からは「異常無し」と云われたが、自分では普通の状態では無いと感じられる。

と云うか、かなり異常だと思う。そんでインターネットの
ヤホーで色々と調べてみた。


検索サイトで、自分の下痢症状のキーワードを打ち込んでみる。

慢性下痢」「激しい下痢」「水様便」「排便異常」「食後の急激な排便感」「泡の混じる下痢」・・・・・

いくつかの病名や症状や出てきた。「潰瘍性大腸炎」「クローン病」「過敏性大腸症候群」・・・・・・

今度は、改めてそれらの病名から、記載の症状を調べ、自分の症状と合致するものを探した

そのなかで自分の症状と、多く合致したものが
過敏性大腸症候群だった。


それでも過敏性大腸症候群の症状は
下痢と便秘を繰り返すとある。

私の症状はここが異なる。私の場合は下痢のみだ。

そしてこの原因は、精神的なストレスにより発症するとある。 

ここも違和感がある

精神的?ストレス?
 原因についてはなんか違うような気がするが・・・。


と、必ずしも過敏性大腸症候群の症状と、自分の症状とは完全には一致はしていない。

しかし、あるホームページにあった、過敏性大腸症候群の記述に、私はかなり驚いた
( ̄□ ̄;)
そこには私の症状の体感を表現したものがあった。

それは、過敏性大腸症候群の患者の中には「
食事をすると、体に排便のスイッチが入る」者がいる、
と云う記述だ。

一緒だ!!    (*゚▽゚)ノ

私自身、自らの症状を、医者などに説明するとき、知らずのうちに同じ「
スイッチ」と云う表現を使っていたからだ。


そこで、自分が過敏性大腸症候群 ?   
と思ったわけで、そこから自分は過敏性大腸症候群と自称するわけになる。

改めて繰り返すが医者からの診断では無い

もしかすると全く別の病気かも知れない可能性も十分にある。

医者は自分の症状に対して「
異常無し」とした。

本当の過敏性大腸症候群の患者は、その症状が、私よりもっと重篤なのかも知れない。


そこで、私が過敏性大腸症候群が病気か?と個人的に思う理由。

日常において、過敏性大腸症候群が直接に苦しいとか痛いとか、しんどいとか辛いと云うことが、

全く無いからだ。
これ、私の個人的な意見です


快適と云えば快適です。ただし、
これには昼メシを食わねば・・・と云う条件が付きますが。



では私の症状を書いてみる。
私における過敏性大腸症候群の辛いのは、大便を催して、そのトイレを我慢が出来る時間が極めて短い点だ


「下痢」と云うこともあるだろうが、大便をもよおして、直ぐに我慢できなくなる限界のピークがくる。

トイレかな?と感じた、その数十秒で「もう絶対やばい」と思う感覚です。

その時マジで一番近くの公衆トイレを
必死のパッチで探しています

トイレを徐々に我慢が出来なくなる、では無くてうんこかな?と感じた直ぐに限界がくる。

そして長く我慢しても
5分間

平均的には3分間位が我慢のできる限界です。(
私の症状例

ここ、かなりい苦痛のポイントです。

大便をもよおしてからは、まるでウルトラマンの様な時間しか、私にはありません。

大便をもよおして、直ぐに、具体的には1分程でトイレに入れれば、何の問題もありません。 セーフ

とても超快適に排便出来ます。(^O^)v


自宅や事業所内に居る時なら、トイレに駆け込むことは可能です。

しか
外出などしている状況を想像して下さい。本当に大変です

街角などで、あるいはお客様の出先などで、トイレをもよおした場合。

5分以内にトイレに駆け込むなんて、かなり困難な話です。


このように、排便に伴う、トイレをもよおしてから
 トイレの場所まで排便を我慢すること 
が私を苦しめているのです。

大便をもよおして1分を過ぎるころから、大便を排出までの間に
私には壮絶な我慢をする時間が過ぎます。

そう、
これが壮絶な苦しみなのです。


その状況をたとえるならば、もよおして30秒後には、
大便が肛門の玄関口にまでやってきて、いつ出てもおかしくない状況になります。


その感覚は、大腸と直腸が強制的に大便を排出しようとする圧迫のようなものです。

この強制的に出そうとする大腸(体)と、「出すのはトイレでと云う」私の意思が、

肛門に力を入れさせ排便を我慢させます。


この状況が過敏性大腸症候群を患う、私の苦しみと云えば
最大の苦しみと云えます。



人は誰でも、小だけでなく大にしてもトイレを我慢して苦しんだ経験が、

1度や2度は必ずあると思います。

経験があるゆえに、他人にはトイレを我慢している姿が滑稽に見える事もあります。

しかし我慢をしている、この当事者の
苦しいこと苦しいこと、地獄のような苦しみ。


かつて私が、懇親旅行の時の話です。

バスが出発すると、同時にビールとおつまみがどんどん回ってきました。

出発早々、車内で宴会が始まりました。私も楽しく飲んでいました。

バスが高速道路に入り、しばらくすると、トイレに行きたいと云う人が出てきて、

3人ほどが同調しました。

しかし高速道路を走行中です。「次のサービスエリアまでお待ち下さい」となった。

しばらくすると、3人ともバスの前方に移動し、股間を押さえて「早くしてくれ」「どっか途中に降りれないか」と

バスガイドと運転手に無理な注文を始めました。

私を含めて、周りの皆が笑っていました。その苦痛がよくわかります。

しかしその苦痛が、直接に「死」などには繋がらない、
一過性の苦痛と云うのを皆知っているからです。

トイレで小便を出してしまえば、その瞬間にすっかり元の元気な状態になることを知っているからです。


私は、その苦しみを、うんこの方で、ほぼ毎日感じて生きています

大便の我慢の苦しみは、小便と同じ様に苦しいいものです。

幸い男なんで、小の場合は立ちションと云う非常手段が使えます。

一方これが「大」となると・・・・・・・・
悲しいかなそんな時に、路上で野クソをしている犬が、どんだけうらやましいと感じることか。


人間として、あるいは成人として大便のおもらしなんぞ決してしてはならないと云うある種の矜持が、

その我慢すると云う行為に、壮絶な苦痛を与えます。


その様な異常な症状を持つことにより、私の日常生活には、避けるような行動がでるようになります。

例えば特急電車に乗ることです。特急電車のように限られた時間は、トイレに行くことが絶対出来ない

時間があるものが怖いのです。

私が電車に乗る場合は、可能な限り各駅停車の電車に乗ります。


高速道路に乗ることもそうです。特急電車と同じ様な理由ですが、高速道路で渋滞に巻き込まれた状況で、
「もしトイレに行きたくなったら」と想像するだけで、怖くて高速道路には、簡単に乗れません。


ただ、こんな病気の私にとって救いな点があります。

それは、食べ物を口にさえしなければ、体に排便のスイッチが入らないので、

急激な排便を予防できると云う事です。

ここではメシを食うと、急激にトイレに行きたくなる、と云う症状を逆手にしています。

従って私は、
午後から人に会う場合、あるいは遠くに出かける場合は、決して昼食を取りません

更に救いなのが、飲み物が排便のスイッチを入れないことは経験上感じていますので、飲み物は飲めます。

私は日常生活で、朝ごはんをほとんど食べません。私にとってランチと云うのは、

朝起きて最初に食べる食事になります。

つまり、お昼を食べないと云うことは、朝起きて夕食まで何も食べないと云うことを意味します。

しかし私は、このお昼(ランチ)を抜くことが、全く苦にはなりません。

なぜならばお昼を食べない
空腹感なんて軽い軽い

トイレを我慢するのが、空腹に比べて何倍も苦痛か!!!という理由からです。

同様に間食をしなくなりました。

外出先で茶菓子として出される、お饅頭なんかでも、後が怖いので決して食べる事はありません。

デパ地下での試食なんかもNGです。

しかし何か食べなければ、排便は絶対に大丈夫か?と云う補償はありません。

あくまで
排便と云う自然現象ですから。そいった意味でも「食べると体にスイッチが入る」と云うのは精神的な

思い込みなのかもしれませんけど。あくまで予防のためです。

このような私の異常な排便には、もう一つ規則性があります。

物を食べればいつも排便があるのか?と云えば、そうではありません。

朝ごはんを食べ下痢、昼ご飯を食べ下痢、夕ご飯を食べ下痢と云うことはありません。

睡眠から覚め、最初に固形物が胃に入るとスイッチが入ると云う規則性があります。

具体的に云うと、ある日に朝昼と昼食を食べずに、夕食を食べると、夕食後に排便がおきます。

普段は食べませんが、旅行などに行き、そこで朝ごはんを食べれは、その朝食後におきます。

その排便後は、昼食を食べても排便は起きません。当然に夕食後にも排便はありません。

1日1回、最初に何かを食べた後にのみ、
激しい排便があるのです。


更に、この激しいと云うのは、我慢が出来なくなる急激性と、おならを併発する場合があるからです。
バリバリと
おならと共に排便する場合もよくあります。
この音を併発するのが、私のトイレ処理における状況を更に難しくする問題でもあります。

トイレでおならをしない場合もあります。トイレで音を伴い排便するかしないかは、当の本人にも全くわかりません。

その点では、出たとこ勝負になります。

従ってトイレを使用する場合でも、トイレであれは何処でも良いと云うわけにはいきません。
例えば喫茶店のような、扉1枚外は店内と云うトイレは、とても恥ずかしくて使用できません。
おならを併発する排便は
バリバリ、プ―、ブリブリなど、半端では無い音が出る場合が多いからです。



この食事をすると排便すると云う現象。
この最初の食後に排便すると云う規則性も前から判っていたわけでなく、偶然に気が付いたものです。

私は、自分のこの下痢の症状については「
酒を毎日飲むので、常に下痢気味で、ときどき激しい下痢が続くことがある
と云う程度でしか認識していませんでした。
従って10数年来、下痢についても特段の異常さを感じませんでした。

ところが、あるとき現場に出る機会があり、その現場が忙しくて、昼飯を食うことが出来無い事が3日ほど続きました。
その時は、当然昼食は諦め、帰宅後に夕食を食べることになりました。
そのとき激しい排便を、夜食後に3日続けたことで、何となく判った次第です。

その後、自らの生活習慣と排便を観察すると、先ほどのように食事後に排便がおきると云う規則性を確認しました。

しかもその食事は、起床後の初めの食事です。

その頃から私は、自分の症状が、単なる慢性の下痢気味では無く、大腸や小腸などの消化器官に問題を抱えている
可能性を認識するようになりました。

それが今から7〜8年前になります。
そしてその頃、私の下痢の症状にもまた新しい変化が始まりました。

複数排便と水様便です。
複数排便とは、排便が1回のみで完了せず、しばらくすると再び強烈な排便感をもよおすようになったのです。
この2回目の排便は、排便感は1回目と同様の強いものですが、1回トイレで出しているので、排便量はかなりの小量です。
その量は大サジ1杯〜2杯の量でしょうか。
必死に我慢して、油汗をかいてトイレに駆け込んで、排便します。しかし肛門から出てくる量がたったのそんな量なんです。
その程度の排便量でも、強烈な排便感があり、とても我慢ができずトイレに駆け込むのです。

それと水様便です。
この水様便は固定物はほぼ無く、色の濃い小便のような物が肛門から、シャーと勢いのよい音と共に排出されるものです。
しかも水量はかなりの量です。本来なら水分とミネラルは大腸で吸収され、小便と出てくるはずの物が肛門から吐き出されるように出ます。
その感覚は、小便を肛門からしていると云う感じです。

これを排便する時、思います。「
これは健康な人がするべき便では無い」と、まるで悪夢のように感じます。

私はこれらの現象により、最初述べた病院で検査を受ける事になりました。
その結果が最初に云った「異常なし」でした。

病院では問診、血圧、血液検査のほか、大腸を内視鏡で診る事になります。
私はこの大腸の内視鏡がとても怖かったです。

なぜなら自分の排便や便の状態より、大腸がその機能を失っていて、変色し壊死しているような妄想をしていました。
私は実際にその現実を目の当たりにするのが怖かったのです。

検査では下剤をたくさん飲み、便を出し切ります。
その後、肛門から内視鏡を大腸に入れ、大腸の内部を先生と共に初めて大腸を見る事になります。
先生からは「カメラを入れるついでだから、大腸にポリープがあれば除去もしましょう」と冷静でした。

しかし、私の予想に反し、私の素人目からしても大腸の内壁はとても綺麗でした。
と同時にポリープなどの以上も見つかりませんでした。

安堵すると同時に、逆に自分に起こっている排便異常が、何によるものなのか、とても不思議でした。

医者に「食事をするとその後急激に激しい下痢をする」と、私の症状を伝えました。

先生から丁寧な説明がありました。
胃・大腸反射と云う現象が人間にはあり、誰にでもある自然の現象らしい。
マイキーさんはそれが少し過敏なのかもしれませんねですべてが片付いた。

カメラで大腸を見て安心はしたが・・・・・・
この今の排便の異常感は・・・・・・・・

得心がいかんが・・・・・・

社会人の私にとって苦しいのは、日常における急激な排便ですので、それが改善出来れば何ともありません。
そこで閃きました。
毎朝、自宅で規則正しく朝食を取り、安全に自宅で排便をしてしまえば、その後は1日大丈夫ではないか?
そこで試してみる事にしました。

つまり朝のうちに出してしまえは安心ではないか?・・・
しかしこれが上手くいかない

ここには規則性がありませんでした。これもまさに出たとこ勝負でした。

食事の直後30分も経たないうちに排便する場合がほとんどだですが、1時間後程に来る場合もある。
排便はほぼ必ず来ますが、「
何時来るのか」が判らない」。ほとんどは30分以内に排便が来ますが、問題なのは残りの残りの時間にくる排便です。
1時間後に来る排便も時間が遅いだけで、急激に我慢の限界が来るのは同じです。

つまり、排便が終わるまでは怖くて、トイレの近くある安全な場所から自由に動き回れないのです。

何度となく、今日はどうやらトイレが無いな?と感じ出かけると、不意に車中などで急にトイレをもよおすことも何度もありました。

これが本当に怖いのです。そんな時、トイレなんて急に簡単には見つかりません。

その一方で、社会人である以上、いつまでもじっとして、排便を待っている訳にはいきません。

更に問題なのは排便の回数です。
排便が1回で完了するなら幸せなのですが、私の場合、最近は複数回も多くなりつつあります。
多い時は3回もあります。これも私を苦しめる原因の1つです。

トイレに行って「スッ」として、気分的にも健やかに活動を開始すると、そのしばらく後に、再び恐怖の排便感が襲って来ることがあります。

さっき行って、出したやんと思っても、大腸はグルグルと音を立てて便を出そう出そう出そうと云う、強い意図を感じます。

このように事前に排便を済ましてという計画は、実際に試してみて、上手くいかないことを認識しました。


私における排便の異常は、食事をすることで起きます。
その動きは感覚的に云えば、神経や内臓が動揺し、大腸・小腸にあるものを全て排出しようとする活動が活性化し、
全臓器が異常活動して、コントロールが出来なくなる感覚です。

そこで今は、再び朝食を取ることを止めています。



更に心配なのは、これから
オレはどうなるのかと?と云うことです。

私はこのような排便異常を10数年持続しながら、そのうんこの失敗を1度しかしていません。
(1度で十分で、自慢にはなりませんが、これは私の中で巨椋事件といいいます)

しかし、この時は何とか誰にもバレる事無く、後始末の処置を行えました。
今思い返せば、それも
運が良かったとしか言いようがありません。

その後は1度も失敗せず、今まで来られたのは、ただ幸運だったからとしか言いようがありません。

私は
本当に今まで運がよかっだけなのです

これからも、トイレがうまく行くなんて、ちっとも思っていません。
明日か明後日には、あるいはいつかトイレを我慢し切れずに、うんこのおもらしを私は必ずすることでしょう。
そうなった場合です。

・・・・・・・怖い。・・・・・・恥ずかしい。・・・うんこ野郎と呼ばれる。・・・・・・・家から出られない。


更に心配なのは誘発する別の体調です。
単にトイレを我慢しているだけですが、無事にトイレが済ませて、手を洗い鏡に映った自分の姿を見て
ぞっとすることがあります。
いつも鏡で見る自分では無く、みけんに皺を寄せ、赤い顔をして両肩で激しく息をしている自分を見るからです。
その時思うのです。こんなに頑張って我慢しているんだなと客観的に思います。
肩で息をして、100ダッシュを4〜5本繰り返したような負荷を、日常的に体に与えているのだなと思うのです。

トイレを我慢しているだけなのに、
心臓、頭の血管などの循環系に少なからず負担を掛けている結果は、良いことでは無いでしょう。



マイ エピソード
   トイレに関する自身のエピソードを数え上げれば、はそれこそクソほどあります。
   取りあえず思い出した辛い幾つかを上げてみます。


巨椋(おぐら)事件
    
大人になって、唯一のうんこの大おもらし・・・・ 作成中
舗装施工管理技士試験事件
    資格試験当日の試験直前5分前の・・・ 工事中
鴨川事件
 
   散歩途中に起きた絶体絶命の危機を野グソで・・・ 工事中
カニ事件

     楽しいはずのデートの途中の4連発・・・・ 工事中
マンモス城事件
    トイレを探すのに夢中になり40万円入りの財布を・・・ 工事中
ある有料駐車場事件
    マイキーのトイレの使用によるシステム変更・・・ 工事中

   まず第一に挙げられる思い出は、強烈なこの一発の出来事になるでしょう。
   現在の過敏性大腸症候群は、今思い返すとこの頃から患っていたと思います。

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