葵祭り 2011年 5月15日
風薫 京都の春の1日

     5月15日 日曜日、晴天の中、京都の三大祭りである葵祭りが京都で行われた。
     以前は勤めていた会社の関係で、葵祭りは裏方として手伝いをすることがありました。
     その5月15日が平日ならば、サラリーマンとして1日が潰れ、半分休みのような感じでした。しかしそれが土日に重なると・・・・・・辛い。
     今はその会社も無く、京都に居ながら、葵祭りもどこか縁遠い存在になっていました。
     今年は日曜日と云う事もあり、また小中高と一緒だった友達が葵祭りを見に来ると云うので、デジカメを持って見に行くことにしました。
     天気でよかった
(^O^)v
     裏方として祭りに参加していたとは云え、じっくりと葵祭りを見るのは初めての事。
     どこで見れば良いか考えました。
     場所的には、午前中に下鴨神社の境内で観るのが良いとは思います。しかし下鴨神社、敷地は広いけど参道が狭く、立ち見のポイントは少なく、しかも競争率が高い。
     そんで最初の観覧ポイントは
河原町今出川を下がった場所。その後の2回戦は上賀茂橋の西詰に決めます。
     1回目の観覧の後、上賀茂神社の近くにある
今井食堂で、B級グルメ的なランチを頂きました。
     そんでゆっくりと休息後、2回目は上
賀茂橋西詰の場所で観覧。
     そして最後の締めは、木屋町御池を下がった場所、
鴨川の床でビールでカンパーイです。

 
先頭は京都の平安騎馬隊です。京都の行事ことには欠かせません。 馬の目がかわいいの〜。婦警さんが乗っ取ったけど、上賀茂神社までおケツが痛いやろうネェ。
ゆっくりとした行列の中ほどで、車軸の軋む音を響かせながら牛車がやってきました。

 
牛の大きさに対してミスマッチな程の大きさの牛車。御簾で中が覗けません。       かなりの厚化粧をしてます。お顔の原型が判りません。斎王代お供の女官でしょうか?
 
花傘は3種類ほどありましたが、重そうです。一番の力仕事              斎王代の御輿。担いでいるように見えますが、下にコマがあります。
 
場所が変わり賀茂川沿いの賀茂街道。街中とは、又違う景色です。このいでたちは検非違使かな?飾りなどの異なる花傘です。スポーツ系の学生さんでしょう御苦労さま
 
再び牛車です。ヒモを引くおチビさんの稚児がかわいいの〜              このいでたちは武士ではなさそうな装束ですな〜   宮廷武官か?
 
熱い中 御苦労さんです。ゴールの上賀茂神社(賀茂別雷神社)はもう少しです。
 
で、見納めの斎王代です。あくまで個人的な感想ですが、最近の斎王代あんまり●人では無い事が多いような気がするの〜。 後ろの山は比叡山です。
そんで、葵祭り当日天気が悪く雨など降ろうものならば、「今年の斎王代が、ブ●やからわ〜」などと陰口をたてられます。

今年の斎王代は母子2代続けてらしい。
斎王代の選定は、京都独特のドロドロとしたもんを感じますな〜。
今年は快晴でした。

よく見ているようで初めての葵祭り。午前中と午後と場所を変え、2回見ました。
市内のビルの中で見るよりもやはり、木の生繁る下鴨神社や加茂街道で観る方が良かったの〜。
それとカメラじゃ。ええカメラが欲しいの〜。


 鴨川の床 2011年 5月15日
京料理 河久

    エエ天気なんで、このまま帰るのもなんなんで、床(ゆか)に行くことにした。
    なんやろうね、この持って回ったような 云い回し。
    帰るのもなんなんで  って?

    訪問するのは河久と云うお店。17時から営業開始なんで、それまで御池通や三条通の近くの散策です。

    河原町三条近辺は、幕末の志士の活躍の場。池田騒動のあった場所。池田屋と云う名前の海鮮居酒屋になっていた。その前は確かパチンコ屋だったような
     微かな記憶。パチンコ屋が潰れて今度は居酒屋。しかも店の前には新撰組の半被を来たギャルが
     「
池田や騒動のあった、海鮮池田屋で〜す。美味しいお造りはどーですか」やて
     
     
なんか笑ってしもうた

    尊王とか攘夷とか新撰組とかの思想や行動が爆発衝突した、歴史背景を知らぬピーマンがやっているお店やろうネ。

     日本人として悲しいわ
  
   次に行ったのが酢屋。知らんかったけどお友達に教えてもらいましたが、竜馬が池田屋で新撰組に踏み込まれて逃げ込んだ場所です。
     元々が材木屋さんで、小物やまな板を売っている他、2階は有料のギャラリーになっていました。
     お金を出して見る値打ちがあるのか不思議やわ〜。おくゆかしさを感じさせない京都の別の嫌な面やね、興ざめ。

     
    池田屋の石碑                                       酢屋の建物

     桂小五郎の話題になり、京都ホテルに桂小五郎の像を見に行く。市役所の隣京都ホテルの場所は、元長州藩の藩邸跡。桂小五郎改めて見ると美男子です。
     カメラ目線やった。そんで桂小五郎と云えば恋人の幾松。すぐねきの木屋町に隠屋を見に行く。
     今は鴨川を望める高級旅館。TVで何度か中の様子は見たことがありますが、今日は当然前だけ。

     
    歴史的評価は色々ですが、偉人です。                                幾松の入り口


     んで、いよいよ床に行きますか
京料理の河久に行きます。
    昔は接待で使わせて頂いた事もありますが最近はそれも無い。早く接待で使う身分になりたいな〜
    とは云え、今●氏にご紹介して頂いて以来、個人的には何度も気楽にくつろがして頂いています。大将や2代目に奥さんや若女将も本当にエエ人やわ〜。

    店の前に大将がおったんで、思わず付いて入ってしまい、店の入り口を撮り忘れた
    
    まだ時間が早いんで、客はいませんでした。
    鴨川の公園が綺麗に整備されていて、眺めが良くなっていまっせ。風が気持ちエエわ〜。
     
 
    生ビールでカンパーイ。旨い。付き出しはゴマ豆腐。                   そんでいつも最初に頼むのが手羽先。これがビールによー合うんじゃ
     
    たわいもない昔話に華が咲きます。でもおっさん2人話は徐々にエロの武勇伝の話へと。
    お互いにネタは付きませんね〜
    徐々に暗くなり、提灯に火が灯り、雰囲気は最高潮。
    マイキーは生4杯で、お友達は生1杯
    でも酒飲みなんで、結局レポ記事は中途半端に・・・・・
    料理は最初の手羽先と最後の鮎の塩焼きだけに・・・・・
    あきまへんあ〜