スチール製
B
ステンレス製
C
木製 鳥居
右の図の3つのイメージの物が、車止めと呼ばれる物の事例です。いろんな種類がありますが、とりあえずこの3種を中心に車止めを説明します。
これらは街角のあちらこちらで見かけることが出来ますから、一度は見たことがあると思います。
車止めは、車を止める機能を有する物を指します。
車止めの目的は、車を止めることを通じ、車の進入や放置を防ぐ。車を止めることを通じ衝撃から建物や設備を守る。車を止めることを通じ衝撃から人を守る。などを目的に計画・設置されます。
右のイメージの3種の車止めも費用や目的に応じ、それぞれの場所に適切に(?)設置されています。簡単に説明します。
@ 主に石材(花崗岩など)で加工され、比較的に安価です。
公共工事の公園や道路によく使われます。
製造メーカーからは、いろんな形態や色彩の物が出ています。イメージの@の物は道路などによく使われるビシャン仕上げと呼ばれる物です。このタイプの形と仕上げは高級感が少なく、安っぽい感じです。しかし石材の特徴は高級感を演出できる点が特徴でもあります。同じ素材(石製)でも、その色調が赤系統や黒、錆系統で、かつ本磨き仕上げに加工したものは十分に高級感が出せます。(*墓石のような感じのものです)
そしてこれら石材製のものは別称で「ボラード」と呼ばれる事も多いです。
A のイメージの物は鋳物製です。色調と形が極めて豊富でアンティク調な雰囲気が出ます。その形態から高級感を与えることができるため、橋の横断防止用や特定施設(ホテルや大学、美術館など)、観光地の街角で周囲に良く見ることができます。一般的に高級品となります。
B よくあるスタンダードな車止めです。素材がステンレス製でヘアライン仕上げです。
比較的に高価ですが、耐食性が良好で公共工事ばかりでなく民間施設などでもよく使われます。
例えば「違法駐車に困ってるねん。何とかしてーな」と相談をすると、業者さんはまずこのタイプを提案します。
何故なら少し値段がします(高い)が、総合的には優れているからです。マイキー(管理人)もこのタイプが大好きです。
「値が高いわ!勉強してや」などと交渉すると白色や黄色の塗装をされた物を提案されます。値段はグッと安くなりますが、塗装のものは鋼製ですので腐食(サビ)の心配があります。
一般にこのタイプの物を「バリカー」とよく呼びますが、バリカーは「帝金」という会社の商標で他のメーカは使用できません。そこでややこしいですが、それぞれ特有の名前や車止めという一般名称で呼んでいます。(他の呼称例、ピラー、ガードポール等)
最近はこのスタイルで、素材が強化プラスチック製で落ち着いた着色の物も良く見ます。
理由は歩行者や車輌への衝撃緩和を考慮しているからですが、使用範囲は公共工事関連に限られます。
この様に車止め(バリカー)は基本的にはこの3パターンに分類されますが、各タイプにはメーカ別に様々な形態、材質の異種があり実に多種多様です。
具体的には
「車止め」の基本(マイキー研究1) |
A 鋳物製
@ 石材製
「車止め」のメーカといえばまず挙げられるのは帝金とサンポールです。
この2社のなかでも帝金がNo1です(マイキー調査)、品揃え商品説明,カタログ等々・・・。
(苦情は受け付けていません。思い込みかもしれませんので)
ただ帝金は値段が高い <仕方ないか、トップだから>。
サンポールもほぼ同じような品揃えがあり、特に価格的には満足できます。公共的な仕様があるか調査不足ですが、太さ(φ)高さ(H)の規格は各社一緒なので、数社の車止めの価格を比べての購入が可能です。しかしスタンダードな「車止め」は、ほぼこの2社で十分間に合います。
その他の主なメーカーとして積水樹脂やカネソウ、東洋エクステリア、シコク化成などがあります。
車止めを製作するメーカー(マイキー研究2) |
Bステンレス製
鋳鉄製
黒御影 叩き
@
強化プラ製
その他の車止類 |
A
黒御影本 磨き