このホームページは 潟~ハラコーポレーションの関西バージョンです。公式HPは コチラ です

キュービックバリカーの登場
(マウスポイントを写真に移動してください)   変化します

引上げて落としてみよう


キュービックバリカーがある景観(実際の設置例)

計画イメージ図

キュービックバリカーのコンセプト

  立方体(箱型)で上下式は可能か??
具体的な商品が無い以上、現状のあるもので工夫するしか無い。
そこで石製で検討を始めた。重い御影石でも、石の下にコマを取り付けることで、移動させることが可能となる。
車を乗入させる時に、石材製の車止めを、人の手で押して横移動させれば良い。

しかし直ぐに問題点が出来た。車止めは管理出来ないとダメ。誰でも勝手に移動できるようでは車止めの機能が半減する。
更に、エントランスはタイルや石貼りの仕上げが多い。そうなると平坦性や目地などで、石に付けたコマが足を取られ、
スムーズに移動させられない場合がある。
それを解決する方法はレールがある。管理と移動の問題が解決した。
しかしエントランスを横断するレールは、エントランスの景観を大いに損なう。
色々と目立たなくする仕上げを検討したが、エントランスにふさわしい提案なので自主的に断念


移動させる方法では無く、必然的に現位置で昇降する機能の物を提案せざるを得ない。

そこでピットを掘り、
油圧で御影石のバリカー又はステンレス製の造作物を昇降させる方法の検討。
防水・配電・メンテナンスを検討する必要があるが、この方法なら技術的に可能だ。
何とかなるだろう、良かった。満足して頂ける。メデタシメデタシ
と思った。

しかし、ココで制作費と予算の話で油圧方式による昇降の車止めは頓挫した。

コッタもんや
エーもんゼニがかかりまっせ、社長

「そやからチミ(君)に頼んでいるや無いか!!
        君(チミ)なら、きっと何とかしてくれるやろうと」
(社長)  

そこまで云ってもらえるなら、昇降の方法で、もう一回考えまひょう!!


と云うことで研究です。

たとえば四角柱(新開発型)

従来品(円柱型)

現状の上下式の車止めは、左のイメージ図のように円柱形の形態のみ
というか円柱形の特性がないと
簡単な仕組み(構造)での上下式は困難な問題です。

というのは上下式では、収納される
鞘(さや)部本体部の2つの大きな部材により構成される。
円柱形という形態の特性により、
上下運動横回転運動の2つの動作が可能で、それにより上下式を可能にしたと言えます。
一方で右のイメージのように四角柱の場合、上下運動のみが可能。
かかり止めをスプリングにより、仕込むことは可能。しかし、簡単にかかり止めの解除が出来ない。
かかり止めを摩擦力により求める。簡単にかかり止めと解除が可能だ。しかし屋外で使用するには安全性に問題がある。
そうなるとやはりスプリング式しか無い。
スプリング式は長期的には故障や不具合の発生が経年的に発生する。
違う方法はあるのか?
雨風の影響を受ける外部での供用に耐える物でないと・・・
車も踏む・・・・・・・・
カッコ良い物で無いと・・・・

判らん・・・・・・解らん・・・・・・・・

  ポクポクポクポクポク・・・・・チーン!!

従来品によるエントランスの景観 考察


従来の円柱形態による車止め(バリカー)により、車止めの機能は確実に果たしています。

しかし建物のデザイン性やエントランス廻りの景観という点においては評価が別れるのではないでしょうか?
エントランス(玄関)廻りは、スマートですか?
高級感は確保されていますか?

このようなエントランスの景観を予見されていましたか?満足していますか?

車止めは機能重視の、後付けになっていませんか?
竪樋などの設備で経験されていませんか?竪樋により建物自体の景観を大きく欠損したことがありませんか?
ガスや電気の計量器の設備本位の取り付け位置により、デザイン性が大きく下がったことはありませんか?

エントランスの景観を、車止めの機能で、落としてはいませんか?

具体的な取り付け製品が決まらないまま、更にお客様の要望との打ち合わせを進めた結果、製品の素材は天然石
もしくはステンレス(ヘアライン仕上)製で、形態は円柱形でなく、四角柱と決まった。

キュービックバリカーの近影
キュービックバリカーの構造的な詳細は、
キュービックバリカーの紹介を参照下さい

これがキュービックバリカーの提案する、エントランスの正しい(本来のあるべき)景観です
従来品の円柱形の場合とエントランスのシルエットの違いを感じて頂けますか

従来の円柱形の車止めは機能本位であるため、設置箇所の景観上の問題やエントランスのデザイン性とフィットしているかは大きな疑問でした。
つまり目的は車を止めさせなくすることでした。


仕方ありません
今まではキュービックバリカーのような機能を有する車止めが無かったからです。したがって機能本位の円柱形のバリカーを選択するか、エントランスの景観に重きを置いたデザイン性の高い固定式のどちらかしか選択肢はありませんでした。


そしてついに誕生、その結果が以下の写真です。
初めて、
立方体形態で簡単な操作による、上下式の車止めが可能となりました。
さらに今回開発した上下に昇降自在な仕組みは、単に四角柱だけでなく、
三角柱、五角柱、六角柱、8角柱・・・・・など等の形態までも可能となりました。
そのことは、上下式の車止めの選択に円柱以外の形態の
新しい選択肢を増やせることとなります。

動くよ

それは、お客様からの、こんな一言から始まった

 「
マンションのエントランスに、格好の良い車止めを付けて欲しい。
    それと、車もいざというときには、停められるようにして欲しい
」(お客様)

 「
ありがとうございます。お勧めは、「帝●」の上下式のバリカーは いかがでしょうか?」(マイキー)

 「
これなら要らない」(お客様)
 「
え!!ナゼ? スプリング付きの、極めて優れものですが!」(マイキー)

 「
いかにも安っぽい」(お客様)

 「
安っぽい? (1本10万円以上もするのに)  それでは径の太いサイズにしましょうか?
  太くすると、どっしりした重量観がありますので、見栄えがして、いいですよ。
」(マイキー)

 「
こういう(円柱状)のなら、付けて要らない」(お客様)

 「「(帝●」のバリカーがダメ!!)
え!!それでは鋳鉄製か天然石の物で、何か良いものを探してみましょう」(マイキー)
 「
車も必ず停めれるようにしてね(お客様)

それは、お客さまご自身が住まれる集合住宅へ付ける車止めの提案の依頼だった

動くよ

キュービックバリカー(立方体の車止め)誕生

トップページ
次のページ

Copyright(C)2008.10 Yuuji Wake

ミハラコーポレーション
方向性が決まって良かった良かった(?)。
しかし問題は、お客様の要望に応えられる商品はいくら探しても無い現実。 
 
出来るか?
 やれるのか? ご要望に応えられるのか?

ここから悪戦苦闘が始まることになる。

四角柱の車止め

六角柱の車止め

マウスポイントを写真に移動してください)   変化します